イスラエルがシリア攻撃 イラン関連施設ある地域

 【テヘラン共同】国営イラン放送は29日、シリアの首都ダマスカス郊外の住宅がイスラエルの攻撃を受け、2人が死亡、数人が負傷したと伝えた。攻撃があった地域はイランの影響が色濃く、イラン関連の施設があるとされる。

 昨年10月にパレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、ハマスを支援するイランとイスラエルの対立も激化している。

 シリアでは昨年12月にイラン革命防衛隊の上級軍事顧問が殺害され、今年1月には同隊の軍事顧問5人が空爆で死亡した。イランはイスラエルの犯行と断定し、報復を警告した。

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