記念都市公園に県庁前の噴水登録 国交省

象徴的な都市公園として登録された県庁前公園の噴水=2018年7月、富山市

 国土交通省は29日、都市公園制度制定150周年記念公園施設として全国165施設を登録したと発表した。富山県内からは富山市の県庁前公園にある大噴水が選ばれた。

 県庁前公園は1965(昭和40)年に戦災復興土地区画整理事業で整備された。中央に位置する直径35メートルの大噴水は、戦災復興の象徴として今も残っていることが評価された。

 制度制定から150周年の記念顕彰として、都市公園として果たしてきた役割を象徴する施設を選定し、次世代につなぐことを目的に登録する。

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