宮崎県産キンカン 中華圏へ攻勢 春節需要狙いフェア開催

伊勢丹シンガポールで店頭販売されている完熟きんかん「たまたま」(県提供)

 宮崎県ブランド完熟きんかん「たまたま」を含む、県産キンカンの輸出が伸びている。県やJA宮崎経済連などでつくる「みやざき『食と農』海外輸出促進協議会」を中心とした中華圏への売り込みが奏功し、2022年度の輸出量は約55トンと、18年度比で約18倍に増加。今季も香港、台湾、シンガポールの量販店や飲食店、ホテルでフェアを開催し、さらなる輸出拡大へ攻勢をかけている。

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