同僚の男性の頭を角材で殴り死亡させたとして傷害致死の罪に問われた男に懲役7年の判決 静岡地裁沼津支部

去年3月、静岡県御殿場市の資材置き場で、同僚の男性の頭を角材のようなもので殴り、死亡させた男に地裁沼津支部は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと、小山町の建設作業員の被告(27)は去年3月、御殿場市の資材置き場で同僚の男性(当時30歳)の頭を角材のようなもので殴り、脳挫傷で死亡させた罪に問われています。

29日の判決で地裁沼津支部の野澤晃一裁判長は「無抵抗かつ無防備な被害者を殴り、頭蓋骨が骨折するほどの致命傷を負わせた行為の危険性は相当高い」などと指摘。

一方で、「被害者が陰で嘘をつき、それを謝罪する態度に立腹して犯行に及んだ。被害者の言動に腹を立てたことは理解でき、量刑上考慮する事情に当たる」などとして被告に懲役7年の実刑を言い渡しました。

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