きょう（火）午後も、太平洋側を中心に晴れる見込み。東・西日本は最高気温が3月上～中旬並みと暖かいが、積雪が多い地域はなだれに注意が必要だ。なお、あす31日（水）以降は、西日本を中心にすっきりしない天気が続き、北日本や北陸は雪の降る日がある見込み。他の地域より晴れ間が多い関東も、週後半にかけて気温の変化が大きくなりそうだ。

気温変化に注意

　きょう（火）午後も広く晴れるが、九州や四国は今夜にかけて雲が多くなる見込み。あす（水）は九州で午前中から雨の降る所があり、夜までには西日本のほとんどの地域が傘が必要になりそうだ。北日本も次第に、雪や雨の範囲が広がる見通し。なお、あす（水）はまだ全国的に気温の高い状態が続き、静岡や西日本の太平洋側は15℃を超える所がある見込み。

　2月1日（木）は寒気が流れ込む北日本で雪を伴った風が強まり、特に北海道は大荒れの天気となるおそれがある。北陸の平地は午前中は雨だが、気温が下がる午後は雪に変わる見込み。西日本は雨の降る所が多く、山地は夕方から雪の降る所がありそうだ。太平洋側は昼ごろまで気温が高めだが、その後は北風が吹いて体感的に寒くなる地域が多い見通し。最高気温の数値に惑わされないようにしたい。

　2日（金）は北陸から北の日本海側で、雪や冷たい雨の降る所があり真冬の寒さとなりそうだ。寒気の南下は東日本の太平洋側や四国の瀬戸内側、九州北部まで及ぶ予想で、この方面はしっりと厚着をする必要がある。週末は関東など晴れる地域もあるが、天気は西から下り坂に向かい、4日（日）は西日本で雨が降り出す見込み。5日（月）午前中は、関東など東日本も冷たい雨や雪の降る所がありそうだ。

（気象予報士・高橋和也）