週明けは晴れて3月並みの陽気も なだれに注意 水曜日以降はぐずつく 週末は寒さ戻る

週間予報

 きょう(日)は、上空の寒気などの影響で、日本海側を中心に雨が降りやすく、北陸など雷を伴って雨脚の強まる所もある見込み。少しの雨でも土砂災害に注意が必要となる。あす(月)は天気が回復して、火曜日にかけては晴れ間の出る所が多くなりそうだ。ただ、水曜日以降は前線の影響で西日本や東日本を中心に、くもりや雨の日が多くなる見込み。週明けの晴れ間を有効に使うとよさそうだ。週の中ごろにかけては気温がこの時季としては高くなるため、雪の多い地域はなだれや落雪に注意が必要となる。週末になると再び寒さが戻るため、気温の変化で体調を崩さないように気をつけたい。

不安定な空模様 北陸は雷雨に注意

28日(日)の天気分布

 きょう(日)は、日本海側を中心に雨が降りやすく、雷を伴う所もありそうだ。北陸も夕方にかけて局地的に雨の強まる所がある見込み。少しの雨でも土砂災害に注意が必要だ。太平洋側も変わりやすい天気で、晴れ間があってもにわか雨の所がありそうだ。

週明けは貴重な晴れ間 水曜日以降は西・東日本で雨の日多く

31日(水)と2月1日(木)の降水の予想

 あす(月)になると天気は回復して、晴れる所が多くなりそうだ。火曜日にかけては、北陸も雲が多めながら日の差す時間がある見込み。ただ、火曜日の夜には、前線や湿った空気の影響で、西日本は次第に雲が多くなる。水曜日以降は、西日本や東日本を中心にくもりや雨の所が多くなりそうだ。北陸も木曜日にかけて広い範囲で雨となる見込み。

3月並みの陽気も 週末は寒さ戻る

週間気温グラフ(金沢、東京、大阪、鹿児島)

 週の中ごろにかけて、くもりや雨の所も気温は高めとなり、関東から西は13℃前後と、3月中旬並みの陽気になる所もある見通し。北陸も10℃以上となる所があり、鹿児島では20℃くらいまで上がる日もありそうだ。雪の多い地域は、なだれや落雪、雪解けによる土砂災害などに注意が必要だ。ただ、金曜日以降は寒気が流れ込み、季節先取りの暖かさが一転して、この時季の寒さが戻る見込み。関東から西も10℃前後で、日曜日は東京の最高気温が8℃と、関東も冷たい雨となる所がありそうだ。気温の変化が大きくなるため、服装選びや体調管理に気をつけたい。日曜日は北陸なども低気圧の影響で雨雲が広がる可能性がある。引き続き、土砂災害には十分な注意が必要だ。

(気象予報士・及川藍)

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