東証、午前終値は3万6113円 上げ幅は一時200円超

東京証券取引所

 30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前日終値からの上げ幅は一時200円を超えた。半導体関連株が堅調に推移し、平均株価を支えた。

 午前終値は前日終値比86円89銭高の3万6113円83銭。東証株価指数(TOPIX)は1.55ポイント高の2531.03。

 前日の米ダウ工業株30種平均は、IT株の一角が買われ3営業日連続で最高値を更新。この流れが30日の東京市場にも波及し、半導体関連株が値上がりした。

 買い一巡後は、上げ幅を縮める場面があった。外国為替市場で円高ドル安が進み、輸出関連株の業績改善期待が後退したことが重荷となった。

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