湯崎知事は広島県内の新型コロナの感染状況について、「新型コロナとインフルエンザ両方の感染拡大が懸念される」という見方を示しました。
湯崎英彦知事
「新型コロナとインフルエンザの両方について、感染の拡大が懸念される状況だと考えている」
県によりますと、1月15日から21日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、1医療機関当たり11.42人で10週連続で増加しました。
また、定点あたりの患者数は、新型コロナがインフルエンザを上回りました。県内でも新型コロナの新たな変異株「JN.1」が検出されています。
湯崎知事はインフルエンザの患者数も微増の傾向を示していることから、「新型コロナとインフルエンザの両方について、感染拡大が懸念される」という見方を示しました。
湯崎英彦知事
「(新型コロナは)過去の急拡大よりは緩やかだが、増えていることは間違いないので、感染対策を基本的なところを押さえていただきたいと思う」
一方で、咳止めや痰を切る薬の不足が続いていて、医療機関や薬局の対応に理解を求めました。