沖縄弁護士会の新会長に野崎聖子さん 県出身の女性で初 4月に就任「気負わず自然体で」

 沖縄弁護士会(金城智誉会長)の2024年度役員選挙の推薦・立候補届け出が29日、締め切られた。会長は野崎聖子さん(49)=那覇市=以外に届け出がなく無投票で選出された。女性としては2人目で、沖縄県出身女性では初めて。任期は4月1日から1年間。

 野崎さんは「気負わず自然体で、できることを一つ一つ積み上げ、親しみやすい弁護士会にしていきたい」と抱負を語った。1974年、宮古島市城辺生まれ。琉球大学法文学部卒業後、2000年に司法試験合格。02年第二東京弁護士会に登録し、06年から沖縄弁護士会所属。那覇市男女共同参画会議会長などを務めている。

 副会長には、川田浩一朗さん、高橋大地さん、安里学さん、西端裕子さんの4人が決まった。(社会部・新垣玲央)

野崎聖子さん

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