Telestream、「SPG9000」の新ファームウェア発表。テスト信号ゼネレータ機能がより充実

Telestreamは、タイミングおよびリファレンスシステム「SPG9000」の最新ファームウェアV3.0を発表した。

V3.0はテスト信号ゼネレータ機能(オプション)がより充実したという。今回のアップデート内容は以下のとおり。

ST 2110 IP テスト信号ゼネレータ機能

  • SFP28またはSFP+モジュールを入れることにより、2つのポートが25Gbpsまたは10Gbpsそれぞれ独立して動作可能
  • ST2110-20のビデオストリームは帯域内であれば最大8ストリームまで出力可能。各ストリームそれぞれ個別のフォーマットとパターンを選択できる
  • 8つの独立したST2110-30 のオーディオストリームを出力可能。最大16チャンネル
  • 4つの独立したST2110-40のアンシラリデータストリームを出力可能。それぞれ独立したフォーマットとタイムコードを伝送可能
  • 両方のIPポートが有効になっている場合はST 2022-7に対応

新パターン(IP、SDI 両対応)

  • ARIB STD B28(HD)およびSTD B66(UHD)カラーバーが追加された

発注情報

テスト信号ゼネレータオプションは下記の種類がある。

  • SPG9000-LIC-SDI:SD/HD/UHD テスト信号(4×SDI 出力)ゼネレータオプション(~12GSDI)
  • SPG9000-LIC-IP:ST2110 テスト信号(2x IP10G/25G)ゼネレータオプション
  • SPG9000-LIC-TSG:SDI/IP(ST2110)両対応テスト信号ゼネレータオプション

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