取り忘れた新幹線回数券 自販機から持ち去ったか 75歳無職男を逮捕 釣り銭横領の常習犯…チケットは換金=静岡県警

浜松市内に設置されているチケット自動販売機で、前の人が取り忘れた新幹線回数券を持ち去ったとして、無職の男が逮捕されました。

占有離脱物横領の疑いで逮捕されたのは、静岡県旧福田町(現磐田市)生まれで、住所不定、無職の男(75)です。警察によりますと、男は2023年12月24日、浜松市内にあるチケット自動販売機から、東京都に住む会社員の女性(26)が取り忘れた新幹線回数券1枚(約7,000円相当)を持ち去った疑いが持たれています。

女性が翌25日に警察に被害届を出し、同じ時期に警察が男に職務質問をしていたことやチケット自動販売機の防犯カメラの映像などから、男を特定し、逮捕に至りました。

警察によりますと、男は飲料などの自動販売機で誰かが取り忘れたつり銭を横領する常習犯で、今回持ち去った新幹線回数券も換金していました。男は当初、容疑を否認していましたが、現在は認めているということです。

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