盗撮道具を作成し女性物色…「計画的だがイベント会場近づかないと誓っている」 58歳男に猶予判決 静岡地裁

去年、静岡市で開かれた大道芸ワールドカップで、女性の下着を盗撮した罪に問われた男に対し、裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

盗撮の罪に問われたのは、静岡県藤枝市の58歳の無職の男です。判決などによりますと、男は去年11月、大道芸ワールドカップが開かれていた駿府城公園で、自ら赤外線ライトを取り付けた小型カメラで女性の下着を盗撮したとされています。

静岡地裁の益子元暢裁判官は「あらかじめ盗撮道具を作成し、女性を物色するなど計画的な犯行」と非難した一方で、「今後カメラを入手しないことやイベント会場に近づかないことを誓っている」として、男に懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡しました。

© 静岡朝日テレビ