【小山】2月4~10日の「しもつかれうぃーく」にちなみ、のぶしま幼稚園は29日、同園でしもつかれ教室を行い、年長児7人と保護者らが郷土の味を楽しんだ。
高椅の有機野菜レストラン「じねんじょの里」の代表取締役工藤(くどう)かやさん(46)が園児にしもつかれを知ってもらい、食べてほしいと昨年から実施している。
園児は園内で栽培するダイコンのほか、ニンジンを鬼おろしですりおろした。サケの頭から取った煮汁と甘酒を入れ、園児向けに食べやすく工夫。試食ではおかわりをする園児もいた。
藤沼日麻莉(ふじぬまひまり)ちゃん(6)は「鬼おろしでする作業が楽しかった。みずみずしくておいしかった」。工藤さんは「何が入っているから分からずけん制してしまう子どももいる。一緒に調理をして少しでも親しみをもってくれたらうれしい」と、園児たちに目を細めた。