【宇都宮】商店街や市、県警などで構成する「オリオン通り治安維持対策会議」の2回目の会合が30日、中央3丁目の県産業会館で開かれた。
同会議はオリオン通りの治安悪化に官民連携で歯止めをかけようと、2023年11月に発足した。
各所の取り組みが報告されたほか、市から許可を得て店舗前の市道にいすなどを設置できる「宇都宮まちなかオープンカフェ事業」の更新手続き厳格化が議題となった。新年度以降も事業参加を希望する場合、新たに開催する全体説明会への出席を必須要件とすることを決めた。
また、オリオン通り商店会から治安対策に関する要望が出された。同会議の馬上剛(うまがみごう)会長は「治安を考えると、厳格化に賛同せざるを得ない。課題はあるがしっかり取り組んでいきたい」と話した。