太宰府天満宮「飛梅」見ごろ 親善使節が東奥日報社(青森市)訪問

梅の鉢植えを届け、春の訪れを伝える宮地さん(右)と岩淺さん

 福岡県太宰府市の太宰府天満宮「梅の親善使節」が30日、青森市の東奥日報社を訪れた。巫女(みこ)の宮地華奈さんと岩淺萌里さんが、菊地幹編集局長に紅白一対の鉢植えを手渡し、一足早い春を届けた。

 梅の名所として知られる同天満宮では、毎年約200種類、6千本の梅が咲く。今年は早咲きの「飛梅(とびうめ)」が1月12日に開花し、見ごろを迎えているという。

 同天満宮では、2027年に行われる「式年大祭」に向けて、昨年から御本殿の大改修を行っており、現在は仮殿が参拝者を迎える。神職の野村木乃実さんは「仮殿は屋根に緑を配置した建物となっている。期間限定の姿を見ていただきたい」と来場を呼びかけた。

 青森県と同天満宮の交流は1999年に始まり、本年度で26回目。青織県からは県りんご対策協議会とミスりんごあおもりが昨年12月に同天満宮を訪れ、県産リンゴを奉納した。

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