ランボルギーニのLMGT3参戦体制発表。アイアン・デイムスにドリアーヌ・パンが加わる

 2024年のWEC世界耐久選手権LMGT3クラスにランボルギーニの指定チームとして参戦するアイアン・リンクスは1月30日、2台のランボルギーニ・ウラカンGT3 Rvo2をドライブする6名のドライバーラインアップを発表した。

 このうち、全員が女性ドライバーで構成される85号車“アイアン・デイムス”では、2023年はLMP2クラスに参戦し、シリーズから『レベレーション・オブ・ザ・イヤー』の表彰を受けたドリアーヌ・パンがラヘル・フレイと入れ替えに加入し、継続参戦となるサラ・ボビー、ミシェル・ガッティンとトリオを結成する。

 また、60号車ではランボルギーニ・ファクトリードライバーであるフランク・ペレラが、マッテオ・クレッソーニ、以前から決定していたクラウディオ・スキアボーニとともに、WECデビューを果たすことになった。

2024年のWEC/LMGT3に60号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo2で参戦するクラウディオ・スキアボーニ/マッテオ・クレッソーニ/フランク・ペレラ

「2024年のWEC・LMGT3カテゴリーのフルラインアップを発表できることは、非常にエキサイティングだ」とチーム代表のアンドレア・ピッチーニは語った。

「すでに米国のレースではフランクと一緒に仕事をしてきたので、彼が世界の舞台で我々のチームに加わってくれて、とてもうれしい」

「ここ数年のドリアーヌの進歩は並外れており、今年一緒にレースできることに興奮している。彼女は素晴らしい才能の持ち主で、サラとミシェルの両方の長所を大いに補完してくれるだろう」

「2023年を通じて素晴らしいパフォーマンスを見せた後、サラとマッテオがチームに留まるのも素晴らしいことだ」

 アイアン・リンクスは今年、これらのLMGT3プログラムに加え、最高峰ハイパーカークラスに1台のランボルギーニSC63を投入、以前に確認されていたミルコ・ボルトロッティ/ダニール・クビアト/エドアルド・モルターラがステアリングを握ることになっている。

 WECの2024年シーズンは3月2日に行われる『カタール1812kmレース』で開幕する。

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