新愛称は「ユニオンですからスタジアム」  沖縄・宜野湾市立野球場があす2月1日から 野嵩商会と市がネーミングライツ契約

 沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園内にある宜野湾市立野球場の愛称が2月1日、「ユニオンですからスタジアム宜野湾」に変わる。スーパーのユニオンを運営する野嵩商会(同市、仲村明社長)と市が「ネーミングライツ制度」に基づいて契約した。契約期間は3年間。

 31日に看板(縦1.6㍍、横18.8㍍)の除幕式があった。松川正則市長は「ネーミングライツ料を通じて施設の維持管理と市民サービスの向上にいっそう努める」とあいさつ。仲村社長は「ユニオンのコマーシャルソングのタイトルをそのまま使い、少し面白い仕上がりになったと思う。台風が来ても、多分365日開いているユニオンをこれからもよろしく」と笑顔を見せた。

 市立投球練習場は「ユニオンですからブルペン宜野湾」、市立多目的運動場は「ユニオンですからドーム宜野湾」になる。市立や球場を含めた3施設のネーミングライツ料は年間550万円。

 施設では2月1日から、プロ野球の横浜DeNAベイスターズが春季キャンプに入る。

看板の除幕式に臨む宜野湾市の松川正則市長(右から3人目)と野嵩商会の仲村明社長(同4人目)=31日、宜野湾海浜公園内

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