「市長がどうするかに尽きる」坊っちゃん列車再開めぐり中村時広知事 アンケートでは再開を望む意見が8割超え

伊予鉄道の坊っちゃん列車の運行再開について、中村知事は「市長がどうするかに尽きる」と松山市長の決断を促しました。

(愛媛県・中村時広知事)
「本質論を言うと、たぶん議論を何回やっても結論は出ないと思います。ここは最後は賛否両論ある中で、ものを動かすのは市長がどうするかに尽きると思っています」

去年11月から運休している坊っちゃん列車をめぐっては、松山市が、市民らの意見を聞くアンケートを行った結果、再開を望む意見が8割を超えていました。

この結果について、中村知事は31日の会見で「いろんな意見があると思うが、どう汲み取るかは松山市が決めること」との見解を示した上で、「決めるのが首長の役割」と野志市長の決断を促しました。

また、県が支援などに関わるかについては「松山市の単独事業なのでまずは市が考えるべき」だと述べました。

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