京都・祇園のラウンジ売り上げ4億円を他人名義に偽装 無許可営業の男ら容疑で再逮捕

京都府警東山署

 京都市東山区の祇園で無許可営業していたラウンジの売り上げ4億円超を他人名義に偽装したとして、京都府警組対2課と東山署は31日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益仮装)の疑いで、京都市山科区、ラウンジ経営者の男(39)ら男3人を再逮捕した。

 他に再逮捕されたのは、東山区、ラウンジ責任者の男(38)と左京区、会社員の男(37)。

 3人の再逮捕容疑は、共謀し、2021年3月10日~今年1月5日、客がクレジットカード決済した売り上げ約4億2380万円を、経営に関わっていない会社員の男名義の金融機関口座に振り込ませた疑い。府警は3人の認否を明らかにしていない。

 府警によると、経営者の男がこの口座の金銭の管理をしていた。3人は、会社員の男名義で21年1月に府公安委員会からラウンジの営業許可を受けたが、実際は経営者の男らが無許可の状態で営業していたとして、風営法違反の疑いで10日に府警に逮捕された。

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