救急隊員に制服やヘルメットなど貸与品渡さず 担当職員が失念、倉庫に保管

京都府亀岡市

 京都中部広域消防組合(京都府亀岡市)が、2020年度中に職員が受け取るべきだった制服やヘルメットなどの貸与品を渡していなかったことが29日分かった。担当の職員が失念していたのが原因という。

 同組合消防本部総務課によると、貸与品は耐用年数や職員の希望に応じて必要数を購入して配っている。失念していたのは、救急隊員の制服28人分やヘルメット14人分など4品目。倉庫に保管したままで、今年1月の点検で判明した。その後、在職している職員には渡した。

 同課は「確認が不十分だった。複数人で点検するなど確認作業を増やす」としている。

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