交流電化の鉄道記念碑をJR敦賀駅西口に移設したい クラウドファンディング開始

福井県敦賀市の鉄道記念碑を移設するクラウドファンディングのPR画像(レディーフォーHPから)

 福井県敦賀市や敦賀商工会議所、市民団体などでつくる「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会が、市内にあった鉄道記念碑を約1キロ離れた敦賀駅西口に移設する準備を進めている。1957年に敦賀―田村間で日本初の本格的な交流電化が完成したことを記念した碑で、同会では鉄道遺産の一つとしてアピール、活用していきたいとしている。同会は1月29日、福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で事業費100万円の募集を開始した。

▽実行者:奥瀬浩之さん(「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会) ▽目標金額:100万円 ▽締め切り:2024年3月16日 ▽リターン:5千円~10万円の10種類(つるが鉄道フェスティバル2024の入場券など)

⇒【詳しくはこちら】日本の鉄道史に残る「交流電化発祥の地」記念碑を敦賀駅に移設したい

 ◇ミラカナとは 福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は2億円、プロジェクトの達成率は92%(数字は2023年9月末時点)。

⇒クラウドファンディング「ミラカナ」トップページはこちら

© 株式会社福井新聞社