終活電話相談の窓口開設へ グルージャ運営会社と京都の企業

パートナーシップ調印書を手にする秋田豊社長(左)と藤巻米隆会長

 サッカーJ3のいわてグルージャ盛岡を運営するいわてアスリートクラブ(秋田豊社長)と、相続手続きサービスなどを展開するルリアン(京都市、小西弘樹社長)は2月1日、終活や相続に関する電話相談窓口を開設する。「超高齢社会に向けた地域貢献パートナーシップ」の取り組みの一つ。終活意識の醸成や空き家発生の抑制などにつなげ、収益の一部はクラブの強化資金に充てる。

 「グルージャみんなの終活窓口」はクラブサポーターと県民が対象。月―金曜の午前9時~午後6時にルリアンの社員が対応し、行政書士など提携する専門業者を紹介する。同社が得た収益の一部をクラブに還元する。相談は原則無料で内容により一部有料となる。

 両者は26日に同パートナーシップを締結。ホームゲーム時にはブース設置やセミナーも構想する。ルリアンはグルージャのスポンサーとなり、引退選手のセカンドキャリア支援も行う。

 窓口の番号は0120.256.405。詳細は同クラブホームページへ。

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