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栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で、フタユビナマケモノの赤ちゃんが年明けに誕生し、健康に育っている。同園では2021年に続き、2度目の誕生。
父親は9歳の「コマ」で母親は11歳の「マロロ」。性別は不明。1月3日に生まれ、同26日時点で体長約25センチ、体重約600グラム。名前はまだない。
現在はバックヤードで母親に抱きついて過ごし、順調に成長しているという。31日は飼育員がレタスを近づけると、ゆっくりと食べる愛らしい姿を見せた。
一般公開は春ごろを見込む。担当飼育員の二川原(にがわら)美帆(みほ)さん(28)は「ナマケモノは、親子一緒にいるところが魅力。順調に育っていってくれれば」と話した。
同園によると、フタユビナマケモノは南米北部に生息している。樹上生活に適応した長いかぎ爪や、1日に約15時間眠ることが特徴。
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