福井県の新型コロナ感染、4カ月ぶり1定点当たり10人超え インフルエンザも高止まり

 福井県は1月31日、県内39の定点医療機関から22~28日に報告された新型コロナウイルスの感染者数は計443人だったと発表した。前週比1.48倍で、1定点当たり11.36人。10人を超えるのは昨年9月11~17日以来、約4カ月ぶり。

 同期間に報告されたインフルエンザの感染者数は計658人で1定点当たり16.87人。前週比1.02倍と感染者数は高止まりしており、県保健予防課は「手洗い、うがい、換気などで感染症予防を徹底してほしい」と呼びかけている。

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 新型コロナの1定点当たりの感染者数は丹南16.38人、二州15.80人、坂井・あわら11.40人、福井市9.08人、奥越8.25人、若狭7.67人、永平寺町5.50人。インフルエンザは若狭25.33人、福井市20.83人、丹南20.50人、坂井・あわら15.00人、二州10.60人、奥越7.50人、永平寺町5.00人。

 発熱時の受診や療養中の体調急変時の相談は総合相談センター=電話0570(051)280。

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