台湾の女子バスケ強豪大が県内合宿 天童、山形で練習試合

練習試合で敵陣に切り込む佛光大の選手(中央)=山形市・山形中央高

 台湾の大学女子バスケットボール部の強豪・佛光大が天童市の山形銀行体育館を拠点に強化合宿を行っている。選手らは「守備力を高めたい」などと同行や県内外の高校との練習で汗を流している。

 県バスケットボール協会の大神訓章会長が2015年に山形大教授を退官後、佛光大で客員教授を務め、同大を指導していた縁で実施されている。同大は台湾のナンバーワンを決める大会で勝ち進んでおり、2月中旬から下旬にかけての試合を前に来日した。

 訪問しているのは選手12人と指導者ら。1月25日に来県し、同26日から練習を始めた。今月2日に帰国する。

 1月30日夜は同体育館で同行の選手と1対1や2対2などに取り組み、攻守の動きを確認した。同31日には山形市の山形中央高で同校と練習試合を行った。楊淑浄ヘッドコーチは「攻守の切り替えを学びたい」、4年生の李宜樺主将は「1対1の守りについて勉強したい」と語った。

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