トーキング・ヘッズのトリビュートALからパラモアのカバー解禁、参加アーティストも明らかに

パラモアがトーキング・ヘッズの「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」をカバーすることを予告してから約3週間後、フル音源が公開された。

現地時間2024年1月31日、A24ミュージックはトーキング・ヘッズのコンサート映画『ストップ・メイキング・センス』とそのライブ盤の40周年を記念したトリビュート・アルバム『Everyone’s Getting Involved: A Tribute to Stop Making Sense』のリリースを正式に発表した。

トラックリストはオリジナル・アルバムと同じ曲順となっており、ジャンルを超えた様々なアーティストによって新鮮な息吹を吹き込まれた全16曲が収録される。参加アーティストは、パラモアに加え、マイリー・サイラス、ロード、ザ・ナショナル、ティーゾ・タッチダウン、ケヴィン・アブストラクト、ジーン・ドーソン、ガール・イン・レッド、バッドバッドノットグッド、ブロンドシェル、ザ・ケイブメン、チカーノ・バットマン、マニー・マーク、DJチューンズ、El Mató a un Policía Motorizado、リンダ・リンダズ、トロ・イ・モワなどだ。

A24ミュージックによる新しいコンピレーション盤は、『ストップ・メイキング・センス』が最近全米で再上映されたことを記念したものだ。1984年に撮影され、公開されたジョナサン・デミ監督によるコンサート映画は、同年に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で15位を記録したアルバム『スピーキング・イン・タングズ』を引っさげた1983年のツアーでの4公演を収めたものだ。『ストップ・メイキング・センス』のオリジナル・サウンドトラックは、1984年にBillboard 200で41位を記録し、その後バンドにとって最長となる119週にわたりチャートにとどまった。

映画『ストップ・メイキング・センス』は、修復された4K版で再び全米にて劇場公開された。映画の世界的な配給権を取得したA24のもと、『ストップ・メイキング・センス』の再上映は、IMAXライブ・イベントの最高興行収入記録を樹立し、映画オリジナルの米国での10か月間の上映期間の興行収入を数週間で上回った。4月24日のオリジナル版公開40周年に向けて、現地時間1月27日にA24は本作の劇場上映を再び開始し、米シカゴ、ニューヨーク、英ロンドンを含む主要都市でマンスリー上映会を開催している。

トーキング・ヘッズは、1983年の「Burning the House Down」(9位)を含め、Hot 100に8曲を送り込んでいる。Billboard 200には、1983年の『スピーキング・イン・タングズ』(15位)、1985年の『リトル・クリーチャーズ』(20位)、1988年の『ネイキッド』(19位)を含む12作品がチャートインしている。

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