【マツダ】ロータリーエンジン開発グループが6年ぶりに復活

自動車メーカー・マツダが、一旦量産を終えていた「ロータリーエンジン」の開発を担うグループを、6年ぶりに復活させました。

■ロータリーエンジン開発グループ 日高弘順マネージャー

「2月1日付けでロータリーエンジン開発グループ、再結成しました。」

6年ぶりに復活したのは、その名も「ロータリーエンジン開発グループ」。1日は、36人の技術者からなる開発メンバーが、最初のミーティングに臨みました。

■ロータリーエンジン開発グループ 日高弘順マネージャー

「11年前にいったん量産が止まっています。そうならないようにずっと届けることが重要」

マツダは2012年以降、「ロータリーエンジン」の量産を終えていましたが、去年発売したプラグインハイブリッド車「MX-30」に、発電用として「ロータリーエンジン」を搭載していました。開発グループは小型化できる強みも活かし、環境への対応などの研究開発に取り組みます。

■宮脇キャスター試乗

「電気自動車ならではの滑らかな走りもありながら、発電機用にロータリーエンジンが搭載されていることで、長い距離も安心して乗りこなす事が出来そうです」

電気だけの場合、走行距離は100キロほどですが、ロータリーエンジンによる発電で、およそ800キロまで走行出来ます。電動化や温室効果ガス削減の波を乗り切るべく、マツダの象徴「ローターリーエンジン」が、再始動します。

《2024年2月1日放送》

© 広島テレビ放送株式会社