広島カープ キャンプイン 矢野雅哉 球場一番乗りも「やってもうた…」 若手の競争 激しく

広島カープは、1日、宮崎県の日南市で春季キャンプをスタートさせました。現地から 伊東平 アナウンサーのリポートです。

伊東平 アナウンサー
しとしとと雨が降り続いている宮崎・日南市の天福球場です。きょうは何と言ってもキャンプ初日から一番乗りした 矢野雅哉 選手です。

一番にこだわったわけではないということでしたが、ただ、本人の中では自分のやりたい練習を逆算した結果、こうなったということでした。

そして、グラウンドに選手が集まってランニング中、矢野選手が肩の部分にタオルをかけていました。このタオルには、「見ているぞ!」「ケガするなよ!」とこういったメッセージが書かれているんです。

新井貴浩 監督の写真もありまして、これ、マツダスタジアムで見つけたものだったそうなんです。これを使って、矢野選手、しっかりと監督にここでもアピールしようと思ってランニング中にかけたそうなんですが、そのときには新井監督は室内にいる。で、コーチは見ている。「やってもうた」と矢野選手は話していました。

ただ、アピールするという気持ちが大事なんですよね。午前7時から始まった矢野選手のきょう一日なんですが、ついさきほどまでこちらに矢野選手が、今は奥の方にいるということで、10時間ぐらい経っているんですが、今、ようやく練習が終わった模様です。若手のアピール合戦がまだまだ続いているという日南の舞台です。

そして、手前なんですが、久保修 選手です。初めての1軍キャンプということで、久保選手も非常にアピールをしっかりと続けているということになっています。

矢野選手がいましたね。最後までボールを拾っています。矢野選手を含め若手の競争が続きます宮崎・日南でした。

青山高治 キャスター
矢野選手、朝7時から夕方5時までもみっちりですね。

コメンテーター吉宗五十鈴 さん(「雪月風花」店主)
前も一番乗りだった気がして、矢野選手、本当に練習熱心だなっていう印象があります。

中根夕希 キャスター
やりたい練習があるから、それから逆算をして、早くからやっていると。自分の中でしっかり計画があるというのがいいです。

小宅世人 アナウンサー
ちょっと顔が見えた 久保修 選手ですが、昨シーズン、話を聞いたら「まずはプロの中のレベルに適応するためにたいへんな1年だった」って話をしていまして、ことしはがむしゃらな姿を見せてアピールしてほしいです。

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