【インドネシア】ネット普及率79.5%、利用者2.2億人に増加[IT]

インドネシア・インターネット・プロバイダー協会(APJII)が実施した、インドネシアの2024年のインターネット普及に関する調査(23年12月18日~24年1月19日実施)によると、インターネット利用人口は2億2,156万3,479人だった。総人口を基に算出したインターネット普及率は79.5%となり、前回調査(23年1月10~27日実施)から1.3ポイント上昇した。

普及率を地域別でみると、ジャワ地域が最高の83.64%で、最も低かったのは、スラウェシ地域で68.4%だった。州別ではジョクジャカルタ特別州が88.7%で最も高く、首都ジャカルタ特別州が87.5%で続いた。

全38州のうち、ジャワ島の全州とスマトラ島の半数の州を含む14州で、普及率が8割を超えた。

調査では1カ月当たりのインターネット料金についても尋ねた。モバイルインターネットへの接続には、月5万ルピア(約470円)超から10万ルピアまでを支出する層が45.0%と最も多かった。自宅用のインターネットについては、10万ルピア超から30万ルピアまでが67.4%で最多だった。

インターネットでよく利用する娯楽サービスついて尋ねた項目では、オンライン動画が76.3%で最も多く、前回調査から20ポイント以上増加した。オンライン音楽が56.1%で続いたほか、オンラインゲームが18.4%、インターネットテレビが11.0%などだった。

調査は全国38州の8,720人から回答を得た。

© 株式会社NNA