【フィリピン】メラルコ、太陽光設計を中国企業に発注[公益]

フィリピンの配電最大手マニラ電力(メラルコ)は1日、北部ルソン島で開発する太陽光発電所2件の設計・調達・建設(EPC)を中国系企業に発注したと発表した。いずれも2024年中の稼働を見込んでいる。

メラルコの再生可能エネルギー部門のMジェン・リニューアブル・エナジー(Mグリーン)が、中国の江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下企業と1月24日に契約した。契約額は明らかにしていない。

イサベラ州コルドンに発電容量4万9,000キロワット、ヌエバエシハ州ボンガボンに同1万8,750キロワットの発電所を建設する。

Mグリーンは現在、太陽光発電所を3カ所稼働している。発電容量は計19万8,000キロワット。このうちリサール州バラスの発電所は、三井物産傘下のミットリニューアブルズ・フィリピンとの合弁企業が運営している。

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