関東運輸局、街道沿い観光情報を一元化へ 広域関東の観光情報を集約したテストポータルサイト開設

関東運輸局は1月30日、街道観光プラットフォーム(仮称)構築による街道観光振興への効果検証事業を始めた。広域関東の街道観光情報を集約したテストポータルサイト開設。「江戸街道」をテーマに、各街道にある多数の既存観光サイトを集約し、利便性の向上を図ったテストポータルサイト()がどのように広域関東エリアで街道観光振興に効果をもたらすのかを検証、整理する。2月29日まで。

関東運輸局では、「街道」を軸とした誘客や地域活性化を目指し、2022年度から「江戸街道プロジェクトを
クト』を推進している。

同実証事業は、現在各地で独自に展開、PRされている街道沿いの観光情報をワンストップで一元提供できるテストポータルサイトを立ち上げ、旅行者や各自治体等へのアンケートやヒアリングで意見を集約し、街道観光振興への有効性を検証することが目的。

テストポータルサイトでは、主なコンテンツとして、①みどころ検索②特集記事③イベント情報(AI機能)④ビジュアル・アーカイブ(画像集)の整備⑤プロジェクト概要案内―を用意するほか、将来あるべき姿(機能・役割)の整理、取りまとめを行う。

AI機能を活用してイベント情報を収集

関東運輸局では、広域関東エリアの街道沿いに散らばる魅力的なコンテンツを、「江戸街道」という統一テーマで新たにブランディングを図り、テストポータルサイトで情報発信をしてしている。

主なコンテンツの一つである「イベント情報(AI機能)」は、広域関東エリアで行われているイベント情報をAI機能を活用して情報収集を行う。イベントの検索対象は、広域関東の行政、観光団体のホームページ。収集情報は、2024年3月末までのイベント情報や食、宿泊、自然、歴史など。

「『江戸街道』をテーマに、各街道にある多数の既存観光サイトを集約することで、どのように広域関東エリアでの街道観光振興に効果をもたらすのかを検証、整理する」と関東運輸局。

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