LRT・ライトライン 宇都宮駅西側12の停留場 配置イメージ公表

 宇都宮市は2月1日、開かれた議員協議会で整備を進めているLRT・ライトラインのJR宇都宮駅西側について、停留場を12カ所設置する案を新たに示しました。

 計画している宇都宮駅西側の整備区間は、JR宇都宮駅西口から栃木県教育会館までのおよそ5キロです。

 宇都宮市では、大通り沿線の土地利用や地形などの特性を踏まえ拠点性や停留場の間隔などといった視点から検討してきました。今後はこのイメージをもとに、市民や事業者との意見交換を行うとともに大通りの道路再編の検討や需要の予測を行いながら停留場の位置や形式などを確定していくとしています。

 ライトラインの駅西側の整備について2025年度にも軌道事業の特許申請を行い、開業は2030年代前半を目指します。

 ほかにも2月1日はライトラインの利用状況が発表され、開業から5カ月で利用者の数は約190万人と、当初予測していた1.2倍に当たります。

 宇都宮市はライトラインが地域の移動手段として定着しつつあるとし、引き続き利用促進を図っていくということです。

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