リゾート運営会社7億円申告漏れか「過小資本税制」に抵触と名古屋国税局が指摘=静岡・三島市

静岡県伊豆市などにリゾート施設などを運営する静岡県三島市の会社が、名古屋国税局の税務調査を受け、法人税など約7億円の申告漏れが指摘されていたことが2月2日わかりました。

名古屋国税局から法人税などの申告漏れを指摘されたのは、三島市のR&Mリゾートです。

R&Mリゾートによりますと、2017年5月期から2022年5月期までの5年間で、法人税など約7億円の申告漏れが指摘されたということです。

国内の会社が海外の会社などから資本提供を受ける際、出資と貸付の比率が一定を超えた場合はその支払利子の損金算入を認めないという制度「過小資本税制」に抵触すると判断されたとみられています。

R&Mリゾートは、伊豆市で老舗旅館を和風リゾートに再生した「東府や」などの運営を行っている会社で、取材に対し「指摘を受けた後、納税を済ませた」と話しています。

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