高級リゾート会社7億円申告漏れ 課税逃れ防止制度に抵触

 静岡県三島市の高級リゾート施設運営会社「R&Mリゾート」が名古屋国税局の税務調査を受け、2022年5月期までの5年間で法人税など計約7億円の申告漏れを指摘されていたことが2日、関係者への取材で分かった。過少申告加算税など追徴税額は約2億円という。同社は修正申告し、納税したとしている。

 同社などによると、事業資金の多くを香港のファンドから100億円規模で借り入れ、22年5月期までの5年間にファンドに支払った利子は経費として申告。海外から資金調達する際、一部利子の税務処理で、課税逃れを防ぐための制度「過少資本税制」に抵触すると判断された。

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