マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドが偉大な先輩の記録を塗り替えた。
昨夏にアタランタから推定総額7200万ポンド(約134億5000万円)でユナイテッドへと移籍したホイルンド。加入後はチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージで6試合5ゴールを記録したが、プレミアリーグでのゴールはなかなか生まれず、批判を浴びることもあった。
しかし、昨年12月末に行われた第19節アストン・ビラ戦では待望のプレミアリーグ初ゴールを記録し、劇的逆転の立役者に。続く第20節ノッティンガム・フォレスト戦は欠場したものの、スタメン復帰した第21節トッテナム戦では1ゴール1アシストの活躍でチームに勝ち点「1」をもたらした。
その後、FAカップ4回戦のニューポート・カウンティ戦でもネットを揺らした中、1日の第22節ウォルバーハンプトン戦ではまたも1ゴール1アシストを記録。『Opta』によると、ホイルンドはプレミアリーグで2試合続けてゴールとアシストを記録したクラブ史上最年少の選手になったという。
これまでの記録保持者は現在、アル・ナスルでプレーしているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。21歳だった2007年に打ち立てていたが、ホイルンドがこれを20歳と362日に更新した。
気づけば公式戦27試合で9ゴールと2桁得点が目前のホイルンド。この勢いを維持し、今後もチームを勝利に導くことが期待される。
