「飲酒運転ばれるので通報するのを躊躇した」飲酒後に事故起こすもただちに事故申告せず 警察職員の男を書類送検 車内で寝ていて街灯気になり運転

警察職員の男性が、飲酒後に自動車事故を起こした上、すぐに届け出なかったとして、書類送検されていたことがわかりました。

警察によりますと、愛媛県内の警察署に勤務する男性職員は、去年11月26日の深夜、居酒屋などで酒を飲んだ後、駐車場で寝ていましたが、街灯などが気になり移動させた際、別の車に衝突したものの届け出なかったということです。

届け出たのは、事故発生からおよそ6時間後に相手の車の運転手が戻ってきた時だったということです。

警察は、ただちに事故を届け出なかった道路交通法違反の疑いで1月19日、男性職員を書類送検するとともに、本部長訓戒の処分としました。

男性職員は「飲酒運転がばれるので、すぐ通報することをちゅうちょした。朝になれば酒が抜けると思った」などと釈明しているということで、県警監察官室は「再発防止に努めたい」とコメントしています。

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