【マイヒストリー】こうじ屋ウーマン 浅利妙峰さん②【大分県】 生き方を学んだガールスカウト活動

ガールスカウトで活動する小学5年生の浅利妙峰さん=1963年

 <小学5年生でガールスカウトに入団。そこで学んだ「やくそくとおきて」、海外の経験は後の人生の指針となる>

 入団を父に相談すると「やってみればいい」。糀屋本店の後継ぎとして「男に負けるな」という教育を受けていました。心と体を鍛えてほしいという思いがあったのかもしれません。

 妹が生まれる小学5年生まで一人っ子だったこともあり、ガールスカウトに姉妹を求めるような気持ちがありました。

 入団式や集会では「やくそく」を唱えます。「私は名誉にかけて神(仏)と国とに対するつとめを行い、いつも他の人々を助け、ガールスカウトのおきてを守るようにいたします」。この言葉が好きです。「おきて」も世界のスカウトが守ります。何回も書いて覚えましたね。

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