北上市民江釣子野球場のネーミングライツに北上信用金庫が応募

 岩手県北上市は2日、市民江釣子野球場(下江釣子)の愛称を「きたかみしんきんボールパーク」とするネーミングライツ(命名権)の応募があったと発表した。16日まで意見を募り、3月上旬に候補者決定、4月に利用開始となる見込み。

 北上信用金庫(木村幸男理事長)が応募し、期間は5年間。同球場(両翼92メートル、センター122メートル)は1990年に完成。大規模改修を終え、ブルペン設置や観客席が1.8倍の2617席となった。

 同信金は錦秋湖グラウンド(西和賀町川尻)の愛称を「北上信金スタジアム」とする契約を町と締結している。総務企画部の千田誠志副部長は「近隣には公園や運動施設もあり一体的ににぎわう場になればいいと考えた。地元の金融機関として活性化に寄与したい」と説明する。

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