佐賀市の佐賀西高2年生がこのほど、オランダの高校生とオンラインで交流した。12人ずつが参加し、それぞれの国の生活や文化について英語で語り合いながら、相互理解を深めた。
オランダからは北ホラント州の「ヘルマン・ウェッセリンクカレッジ」の生徒が参加した。佐賀西高の生徒は日本の風土や伝統行事のほか、世界で注目を集めるアニメ文化などを写真で示しながら紹介。バルーンフェスタや唐津くんちといった郷土のイベント風景や特産物、同校の特色もPRした。
オランダの生徒も国の位置や風土、学校のカリキュラムなどを伝えた。グループ活動では両校の生徒で4人のチームをつくり、自己紹介や意見交換などで親睦を図った。
藤木はる菜さんは「プレゼン内容は参加者みんなで考えた。英訳は大変だったが、分担できたのでやり遂げられた」と声を弾ませた。両校のオンライン交流は2年ぶりで、3月中旬には「世界平和と安全保障」をテーマにグループディスカッションを実施する。(伊東貴子)