太りやすい外食は「中華麺 or パスタ」? 管理栄養士監修【ダイエット中の食事】

ダイエット中に外食するなら、どちらのメニューを選ぶとよいのでしょう? おすすめの麺料理について、管理栄養士の菊池真由子さんに教えていただきました。

リバウンドしない食べ方などについてはをお読みください。

太りやすい外食は?【A】中華麺 【B】パスタ

中華麺もパスタも小麦粉で作られた麺です。どちらも太りやすさは同じように思われますが、その違いはどこにあるのでしょうか?

太りやすい麺料理、太りにくい麺料理はいずれか、菊池真由子さんに解説していただきました。

太りやすい外食は? 正解は【A】中華麺

食物繊維が豊富で満腹感が長もちするパスタがおすすめ

中華麺は麺の炭水化物の比率が高く、ラーメンのスープには見逃せない量の脂肪と、コレステロールが多く含まれています。そしてチャーシューにも脂肪が。

一方、パスタは同じ麺でも食物繊維が豊富で、食後の血糖値の上昇がゆるやかになるため、満腹感が長もちしやすいのです。食物繊維は余分なコレステロールを排出してもくれます。

ただし、パスタはたんぱく質の具が入ったものを選びましょう。カルボナーラは脂質がオーバーになるのでNGです。また、中華麺でもハムや野菜などの具の多い冷やし中華ならOKです。

パスタのおすすめメニューは?

低脂肪のタンパク質、シーフードのパスタを

えびやいか、あさり、サーモンなど、低脂肪のたんぱく質が入ったものを。たんぱく質が食後にカロリーを燃やしてくれます。

※この記事は「ゆうゆう」2021年2月号増刊(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

※2023年9月19日に配信した記事を再編集しています。


監修者
管理栄養士 菊池真由子

きくち・まゆこ●1966年、大阪府生まれ。管理栄養士、健康運動指導士、NR・サプリメントアドバイザー、日本オンラインカウンセリング協会上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センターを経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ベストセラーになった『食べても食べても太らない法』(三笠書房)など著書多数。近著は『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』(三笠書房)。

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