沖縄北部テーマパーク「ジャングリア」の運営会社・加藤CEO 「沖縄モデルに社会や観光問題の解決方法を全国に広める」 名護市で講演

 2025年開業予定の沖縄北部テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」の運営主体ジャパンエンターテイメントの加藤健史CEOが3日、名護市内で特別講演した。「沖縄をモデルに、日本の観光産業が発展する未来につなげたい」と話した。

 テーマパークのアトラクションやコンセプトの由来を紹介し、北部地域に観光客を呼び寄せる仕組みづくりなどザル経済からの脱却構想を説明した。

 名護東道路の延伸や信号表示サイクルの改良などを関係機関と協議し、交通渋滞に対応するという。

 加藤氏は「社会問題や観光問題の解決方法を全国に広めるほか、地域の稼ぐ力を高める。そうした枠組みが世界に波及することが大きな目標だ」と語った。(北部報道部・玉城日向子)

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