似顔絵のプロが“技”を伝授 県警鑑識課取材の講習会 広島県警

広島県警の似顔絵のプロが教える講習会が開かれ、参加した警察官が犯人検挙につながる描き方を学びました。

1月、県警鑑識課が主催する似顔絵講習会が開かれ、広島県内13の警察署から18人が参加しました。

講習会では、顔のパーツをバランスよく描く方法や目撃者に聞き取るコツなどを学びました。目撃者役と警察官役に分かれて行われた実習では、情報だけで書く難しさを体験しました。

廿日市署 吉本佑香巡査部長

「先入観を持たないよう記憶を汚さないように聞くことが大事。」

広島南署 吉岡宏倫巡査

「犯人像に近いものを描いて1人でも多くの犯人を検挙できるように。」

県警は2023年、86の事案で似顔絵を作成し、このうち22の事案で犯人の検挙につながったということです。

© 広島ホームテレビ