「純利益過去最高も電気料金は現状維持」中国電力 第3四半期決算

中国電力は、第3四半期の連結決算は増収増益で、純損益が過去最高の黒字だったと発表しました。(1月31日会見より)

中国電力によりますと、去年4月から12月までの売上高は前年比249億円増の1兆2048億円でした。

前の年1667億円の赤字だった純損益は2872億円増え、過去最高の1205億円の黒字となりました。

去年6月からの電気料金の値上げや燃料価格の低下などが要因としています。一方で「財務基盤の回復・強化を優先するため電気料金は維持する」としています。

中国電力 経営企画部門 徳永純也マネージャー
「燃料・卸電力市場価格の先行きも見通し難い状況にあり、依然として厳しい経営環境にあるものと認識している」

通期の業績予想も上方修正し、純利益は1220億円で過去最高だということです。

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