スキーヤーらが松明に見立てた発光ダイオード(LED)ライトを手に滑る「1000人松明(たいまつ)滑走」が3日、山形市の蔵王温泉スキー場上の台ゲレンデで行われ、カラフルな光の軌跡が夜のゲレンデを彩った。
一般客や同スキー場インストラクターら計約400人が参加した。青や赤、緑色などのライトを持ち、照明を落とした斜面を、ターンを繰り返しながら滑り降りた。最後に発煙筒を持ったスタッフが登場すると、銀世界は一面真っ赤に。花火も打ち上げられ、集まった観衆は歓声を上げたり、写真に収めたりしながら、幻想的な光景を眺めていた。
同スキー場で開催中の蔵王樹氷まつりの一環で行われた。