ナポリのジエリニスキがCL登録メンバー外に デ・ラウレンティス会長は「将来の投資に集中する必要がある」と説明

写真:CLメンバー外となったジエリニスキ

ナポリのポーランド代表MFピョートル・ジエリニスキが、2月から再開されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントの登録メンバーから外れることになった。

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、エラス・ヴェローナ戦前の記者会見にワルテル・マッツァーリ監督とともに、異例となる同席。デ・ラウレンティス会長はその会見で、今シーズン終了後にインテルへの移籍が濃厚となっているジエリニスキについて言及した。イタリアメディア『Calciomercato』が伝えている。

ジエリニスキがCLの登録メンバー外となったことを問われたデ・ラウレンティス会長は「登録メンバーの制限を考慮する必要があった」と語り、以下のように続けた。

「ある時点で、我々はジエリニスキを外さなければならなかった。私たちは彼がチームに何をもたらすことができるかよく知っている。しかし事実が変わることなく、彼は7月以降、私たちの選手ではなくなる」

「したがってどんな犠牲を払ってでも勝利を求めるのではなく、将来の投資に集中する必要がある。過去の失敗やうまくいかなかったことから学ばなければならない」

続けて、セリエAのライバルチームに移籍することから、ジエリニスキを罰したのではないと主張している。

「これを復讐だという意見を聞いたことがあるが、決してそうではない。すでに言ったが、彼は素晴らしい人物で、良き若者であり、トップレベルの選手だ。しかし決定はすでに下され、彼が7月以降いないことを考えると、起こり得る他の可能性を考慮する必要がある」

CLのグループステージを2位突破したナポリは、決勝トーナメントのラウンド16でバルセロナとの試合を控えている。

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