5日(月)と6日(火)は、関東で大雪のおそれがあり、東京23区でも数センチ積雪する可能性がある。特に5日(月)の帰宅と、6日(火)の朝の通勤通学は、交通機関の乱れなどに注意が必要だ。

5日(月)の昼ごろから降り始める

　5日(月)は南岸低気圧が九州から関東の南海上を進むため、西から雨雲や雪雲が広がる見込み。関東は5日(月)の昼ごろから天気が崩れ、降り始めは内陸で雪、東京など沿岸は雨となりそうだ。夜にかけて気温が下がるため、降り始めが雨でも次第に雪に変わる所が多くなる予想。その後、6日(火)の未明ごろまで広い範囲で降り続き、朝は一旦止んだり落ち着く所も多い。ただ、昼ごろにかけて雪や雨が残る所もありそうだ。

東京23区も数センチ積雪か

　降雪量は北部の山沿いで40センチ以上、北部の平地で20センチ以上、東京23区でも5センチ以上が予想されている。

　5日(月)の帰宅と、6日(火)の朝の通勤通学は、広い範囲で積雪しているおそれがある。ノーマルタイヤでの車の走行は控え、内陸など大雪が予想されている地域は車内にスコップを積んでおくなど、備えが必要。また、交通機関が乱れる可能性もあるため、テレワークの活用や、予定の見直しなどの対策を心がけたい。
(気象予報士•小林雅美)