【フィリピン】オルタナジー、中国系企業から風車調達[公益]

フィリピンの再生可能エネルギー開発会社オルタナジー・ホールディングスは1日、マニラ首都圏近郊のケソン州とリサール州で開発を進めている陸上風力発電事業で中国系企業から風車を調達すると発表した。契約には設計・製造・据え付けや10年間の保守管理が含まれる。

香港に拠点を置くエンビジョン・エナジー・インターナショナル・トレーディングと風車の調達契約を結ぶ。ケソン州のアラバト発電所は6,500キロワット分、リサール州のタナイ発電所は8,000キロワット分の風車を調達する。

両発電所の最大出力は計16万4,000キロワット。いずれも2025年までの完成を計画している。両事業はエネルギー省が23年7月に実施した「グリーン・エネルギー入札(GEA)」の第2弾で発注していた。

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