滝沢「人口日本一の村」から市に移行10年 「住民自治日本一」誓う

滝沢市の市制施行10周年記念式典=4日

 岩手県滝沢市の市制施行10周年記念式典は4日、同市下鵜飼のビッグルーフ滝沢で行われた。「人口日本一の村」から市に移行して10年の節目に、市民らが歩みを振り返り、「住民自治日本一」の実現を誓った。

 市内各地の自治会長や首長ら約220人が出席。オープニングでは、滝沢南中吹奏楽部の生徒の演奏に合わせて来場者全員が「ふるさと」を合唱した。

 武田哲市長は「市が進展し続けているのは、各方面の力強い支援や市民の努力のたまもの。地域の力を結集し、魅力ある滝沢を次世代に継承するため、今後とも協力をお願いしたい」と式辞を述べた。鈴木俊一財務相(衆院岩手2区)、達増知事もあいさつした。

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