仲良く乾杯、はしご酒 4年ぶりに飲食店ラリー 青森・板柳町

友人や知人と「はしご酒らりー」を楽しむ参加者

 板柳町商工会青年部(一戸恭輔部長)は3日、同町中心部で「板柳はしご酒らりー」を4年ぶりに開いた。町内外から集まった約400人が飲食店を回って杯を重ね、夜の街を活気づけた。

 地元飲食店の活性化を図ろうと、コロナ禍の3年間の中断を挟み今年で15回目の開催。参加者は街中心街の指定された5店を回り、各店で1杯ずつ飲み物を注文してスタンプを集めると、旅行券10万円分などが当たる抽選会に参加できる。

 中心街の路地では「おう!」「元気?」と、久しぶりの友人との再会を喜ぶ場面もちらほら。店内では参加者同士がグラスを合わせ、乾杯の声を響かせていた。

 友人と参加した弘前市の農業奈良光彦さん(69)は「板柳で飲む時はいつも決まったお店。きょうは5軒も回れて楽しかった」と笑顔。抽選会ではビール350ミリ6本が当たり「来年も出ますよー」と上機嫌で会場を後にした。

© 株式会社東奥日報社