栃木県内でも大雪のおそれ 積雪や路面凍結による交通への影響に警戒(5日13時45分時点)

 本州の南岸を進む低気圧の影響で、関東甲信では山沿いや山地を中心に大雪となるところがあり、気象庁は積雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するよう呼びかけています。

 宇都宮地方気象台によりますと、低気圧が発達しながら本州の南岸から日本の東へ進む見込みです。

 栃木県内でも6日朝にかけて広く雪や雨が降る見込みです。県内で6日午前6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多い所で北部の山地で30センチ、北部の平地で12センチ、南部の山地で20センチ、南部の平地で10センチの予想となっています。

 気象台では路面の凍結による交通障害のほか、ビニールハウスなどの倒壊、電線や樹木への着雪、なだれに注意を呼びかけています。

 また、国土交通省はドライバーに冬用タイヤの装着やチェーンの携行を求めています。ネクスコ東日本は5日午前9時から東北自動車道をはじめ関東近郊の高速道路についてノーマルタイヤでの通行を禁止しています。

 鉄道の情報です。JR東日本によりますと、烏山線は宇都宮駅から烏山駅間で終電まで直通運転を取りやめ、宝積寺駅から烏山駅間で折り返し運転を行っています。宇都宮線や日光線は夕方以降、運転の取り止めや遅れが出る可能性があります。黒磯駅より北の東北本線では大雪が見込まれるため、6日正午ごろまで、列車の遅れや運休が発生する場合があるということです。

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